照明に+1視点! 社長ブログ

カテゴリー:売れ筋商品の記事一覧

ご家庭ですっきりおしゃれに使えるUSBポート付きコンセント

2016年02月24日

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ご家庭におすすめしたいUSBポート付きコンセントのプレート付きセットの販売を開始しました。一般的な100VのコンセントとUSBポートを組合せた今までありそうでなかった配線器具です。従来のように100VコンセントにUSBアダプターをかまさなくても直接USBプラグを差し込めるのでコンセントまわりがすっきりします。

使い勝手に合わせてUSBが1ポート・2ポート、コンセントがアース付きアースなしがあります。取り付けには電気工事が必要ですが、新築住宅や配線器具を指定できる新築マンションなどの場合は事前に指示をしておくと便利だと思います。もちろん既存のコンセントと取替えも可能です。我が家でもさっそく取り付ける予定です。家庭用という題名で書きましたが、今後はホテルなどの宿泊施設でも導入されると便利だなと感じております。

コスモシリーズワイド21   埋込[充電用]USBコンセント2ポート (シングルコンセント付)(ホワイト)(ラウンドプレート付) WTF14724W-WTF7003W パナソニック製品

冬でもシーリングファンが人気の理由

2015年12月04日

シーリングファンってご存知ですか?
天井に設置する扇風機のようなファンです。ファン単体のものもありますが、下部に照明を仕込んでファンと照明が一体型になったものもあります。ここ数年人気のある照明器具になってきました。

シーリングファンは室内に涼しい風を作るものだから、一番売れるのは夏だと思われる方がいるかもしれません。実はシーリングファンは夏以外にこの冬の時期がもう一つのハイシーズンになっています。その理由はシーリングファンの本当の機能は涼しい風を作るのではなく、室内の空気を攪拌(かくはん)させて温度を均一にする事を目的に為に作られたからです。

特に吹き抜け天井や傾斜天井のお宅の場合は夏場や冬場において天井付近の温度と床付近の温度差が大きくなります。温かい空気は天井付近に溜まり、冷たい空気は床付近に滞留します。冷暖房をかける季節はこの温度差が出来る状況が顕著になります。天井が熱くなり床付近が冷たくなります。この温度差は冷暖房を使用するときにエネルギーのロスにつながります。室内の温度がなるべく均一であった方が冷暖房を使用するときは省エネになります。

そこで夏場だけでなく冬場もシーリングファンを使用することで、天井付近の温かい空気と床付近の冷たい空気が攪拌(かくはん)されて均一になり省エネ暖房をサポートする事になります。温めたお風呂のお湯を混ぜて均一にして入りやすくするイメージです。

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最近の売れ筋のシーリングファンはDAIKOのYCFシリーズです。
価格と機能とデザインのバランスが良くお客様からの御指名が多くなってきました。

電源のない場所に配線ダクトレールを設置

2015年03月05日

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今回は弊社が良くご依頼を頂く配線工事のご紹介です。
リピーターのお客様からマンションのリビングの壁面を照射して間接光を楽しみたいので、配線ダクトレールを設置して欲しいとのご依頼を頂きました。業界的な話ですが20年くらい前までは、秋葉原にある某大手照明店が施工部隊を持っていて、こうした一般のお客様からのご要望にお応えしていたそうです。ところが、ちょうど我々がネットに照明器具の専門店として参入し始めた2000年前後の頃に、この某大手照明店が施工部隊を解散してしまいました。そして困った一般のお客様が検索で施工対応出来る照明器具の専門店である弊社を探し出して下さるようになりました。こうした流れで配線ダクトレールに関する施工のご依頼を頂く機会が徐々に増えていきました。照明器具の実例集にも多数掲載しております。

今回は電源のない場所に配線ダクトレールを設置して欲しいとのご要望でした。予め現場調査は済ませておりましたが、近くにあるコンセントから電源を取り出し、なるべく配線を目立たせないように壁面内を通して一部は露出配線にしてモールでカバーする事にいたしました。

コンセントのプレートを外し電源を取り出します。
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電源の真上に配線ダクトレールのスイッチを埋め込むために壁を切り出します。石膏ボードなのでカッターで切り取る事が出来ます。
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開口後はこうなります。今回はこちらに調光器を設置しました。
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今回は壁面内を通す事が出来たので、天井付近で配線を取り出す事が出来ました。かなりラッキーだったと思います。
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ここからは配線ダクトレールまでは露出配線になるのでモールカバーを設置して仕上げました。
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2mの配線ダクトレールを3本連結させました。
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壁面を照射して間接光が楽しめるようになりました。
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スイッチに調光器を使っているので光のボリュームをお好みに合わせてコントロールする事が出来ます。
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配線ダクトレールは設置してしまえば、あとはお住まいになるお客様の好みに合わせてスポットライトやペンダントライトを自由に配置して明かりのDIYを楽しむ事が出来ます。今回は広々とした壁面へスポット光をあてて間接光を楽しむライティングシステムに仕上がりました。お客様からもご好評を頂きました。もし、配線ダクトレールの設置でお悩みでしたら弊社までご相談ください。お待ちしております。

お客様専用フリーダイヤル 0120-510692

配線ダクトレールはダイニングと相性が良い

2015年01月27日

 自分がネットショップを始めたのは1996年からですが、その頃はまだ一般のご家庭で配線ダクトレールを利用するのは稀なケースでした。

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【パナソニック 配線ダクトレール使用例】

ネットショップを開始して1年ほど経った頃、一般のお客様から配線ダクトレールを設置して欲しいとのお問合せを頂くようになりました。今でこそ、ネット上ではこうした配線工事を依頼できるお店のホームページが全国各地に出てきましたが、その当事はまだまだ珍しかったため、東京・埼玉・神奈川・千葉では弊社へお問合せを頂く事が多かったようです。

一般のご家庭での配線ダクトレールの設置依頼は、ダントツでダイニングが多かったです。施工を何度か重ねるうちに、どうしてダイニングへ配線ダクトレールの設置を依頼されるケースが多いのか判明してきました。ダイニングだけは家具やダイニングテーブルを設置してからでないと、適切な照明の位置が決まらないのが理由の一つでした。つまり、住まう人の生活様式や家具の事情によってダイニングテーブルの位置がまちまちなため、天井の照明器具の位置とダイニングテーブルの位置がずれてしまい使い勝手が悪くなってしまうからです。

ダイニングではペンダントライトという吊り下げ型の照明を利用するのが一般的です。テーブルに置かれた料理を美味しく演出し、テーブルで向かい合うご家族の表情を美しく演出するのに適しているからです。ただし、テーブルのセンターに器具が吊り下げられないと邪魔になってしまいます。そこで、電源の位置がダイニングテーブルからずれていても、配線ダクトレールを利用すればペンダントの吊り下げ位置を調整出来てベストな状態で照明を楽しむ事が出来ます。

照明器具の実例集でも数多くご紹介しています。配線ダクトレール用ペンダントライトのカテゴリーをご覧下さい。「東京都練馬区にお住まいのK様宅ダイニング」の例などはその典型的なパターンです。ダイニングの中央に照明の電源部分がありますが、K様はダイニングテーブルを壁際に置かれる事を選択しました。結果としてダイニングテー部の中央にペンダントが吊り下げられるように配線ダクトレールを設置されました。

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K様の場合は天井へ直接レールを設置する本格的な電気工事を行いましたが、多少の電源位置のずれであれば、工事士資格が無くてもお客様ご自信で設置出来る簡易型の配線ダクトレールとペンダントを利用されるお客様もいらっしゃいます。「東京都足立区にお住まいのO様ダイニング」がその例です。

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ダイニングルームと配線ダクトレールは以上のように相性が良いので、お悩みのお客様へはオススメしております。ダイニングルームの照明でお困りの方はお気軽にご相談下さい。お待ちしております。

ダウンライトのLEDはランプ交換?それとも器具交換?

2015年01月26日

家庭内の照明にLEDが入ってきて数年が経ちました。みなさんのご自宅でもかなりの割合で照明のLED化が進んでいるのではないでしょうか?その中でも特に進んでいるのがダウンライトのランプをLEDに交換するパターンだと思われます。ダウンライトは器具の性質上、ベースライトとして使われる事が多く、廊下、トイレ、居室部分など幅広いお部屋で使われています。灯数を数えてみるとダウンライトがご家庭の照明器具の中で一番多いといわれる方も少なくないと思われます。ですから、数の多いダウンライトをLED化する事が一番効率よく省エネ効果が得られる可能性が高いといえます。

一般的にダウンライトで使われるワット数は白熱電球で言うところの60W(ワット)です。LEDの明るさの目安は、W数ではなくlm(ルーメン)で表示するのが一般的です。この単位で今までの一般的な60Wの白熱電球の明るさをあらわすと800~850lmになります。下記のクラスのLED電球で販売価格はネット上でおおよそ2,000円前後です。(2015年1月23日現在)

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メーカー:パナソニック
商品番号:LDA10LGK60W
商品名:LED電球 E26口金 10.0W(電球色相当) (広配光タイプ)電球60W形相当(810lm)
販売価格:2,036円

既存の白熱や蛍光灯のダウンライトがある場合は、こうしたランプと交換する事がLED化の早道かもしれません。ただし、最近ではLEDランプが最初から組み込まれたダウンライトの低価格化が進んでおり、大手メーカーで3,000円台のものも出回ってきました。(2015年1月23日現在)
以前はLEDの発光部分と器具が一体化した低価格なダウンライトがありましたが、こちらの東芝の商品はLEDのランプ部分を交換可能にしながらも低価格を可能にした点が大きな特徴です。

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メーカー:東芝ライテック
商品番号:LEDD8500-L
商品名:高気密SG1形 60ワットクラス LEDダウンライト [LED電球色][Φ125mm]
販売価格:3,402円

では、最初の疑問に戻りますが、既存のランプからの交換と最初からLED電球が組み込まれた照明器具とではどちらを選ぶべきか?についてですが、可能であれば照明器具交換を選んだほうが長い目で見てリスクが少ないと思います。LEDは確かに長寿命ですが、既存の器具自体はそれまでの点灯により少しずつ熱による劣化を起こしています。また、場合によっては器具とLED電球が違うメーカー同士の組合せになる可能性も有ります。万が一、放熱などの問題で想定よりもLEDランプの寿命が短くなった場合などはどこに責任があるのか不明確になり、消費者の自己責任になる可能性もあります。

その点、LED電球が最初から内蔵されているダウンライトを利用した場合は、器具もLED電球も新品なので想定よりも極端な短命で終わることはありませんし、もしこの様な故障が起きた場合はメーカーや販売者側へ保証を求める事が出来る場合が多いと思われます。器具もLEDランプに最適化された設計で製品化しているので故障の発生率も低いと思われます。

確かに器具交換の場合は工事費も発生しますが、数年から10年を超える単位で利用することを考えれば安心・安全の器具交換を考えた方が良いと思われます。ダウンライトなどのLED化をお考えの方は、お気軽にご相談下さい。