照明に+1視点! 社長ブログ

2020年5月の記事一覧

自社サイトをリニューアルしました

2020年05月06日

こんにちは、照国電機株式会社の堂園秀隆です。
この度、自社サイトのリニューアルを行いました。
自社サイトでは今までとは違い、弊社スタッフが厳選した商品をご紹介しております。

https://terukuni.co

厳選とはなにか?

それはスタッフが日々の業務で取り扱っている商品の中で、これは自信を持ってお勧めできる照明器具に絞り込んだ事です。

ぜひお客様に見て頂きたい商品をラインナップいたしました。自社サイトに掲載されていない商品はYahoo!ショッピング店に掲載しておりますのでご利用ください。

わざと陰影を作ることで明るさにメリハリが付き、奥行き感が出るとリラックスしたムードになる

2020年05月04日

おしゃれな照明にしたい!

このような感じで一般の方のお部屋や店舗などの照明についてご相談を頂くことが職業柄多いのですが、まず鉄板なのは配線ダクトレールとスポットライトの組み合わせをおすすめしています。

スポットライトを点灯すると明るい部分と暗い部分がくっきりと別れます。これが、一般的なお部屋に設置する蛍光灯やLEDのシーリングライトとの違いです。後者はとにかく、お部屋をまんべんなく明るくする事が目的で作らています。

確かにお部屋全体が明るくなりますが、陰影が目立たず無難な明るさをお部屋にもたらします。

一方でスポットライトを点灯したときはどうなるか?
下記の写真のように明るい部分と暗い部分がハッキリとして魅力的な陰影を生み出します。この陰影で立体感が強調され奥行き感が出てきます。

このような状態の照明は、日本人をリラックスさせます。
日本人にはロウソクの明かりの文化があり、昔はその炎がもたらす陰影のもとで食事をしたり家族のだんらんを過ごしてきたからです。

ご先祖様のそのDNAを受け継いだ私達日本人は、こうしたあかりを自然と求めているのです。

下記の写真は照明器具の実例集にも掲載しております、スポットライトを書斎に設置させて頂いた例です。

大阪府にお住いのY様 書斎

こうして壁面を照射することで陰影がくっきりと描き出されます。
スポットライトはライティングレールと組み合わせると明るくして欲しい部分に自由に照射させる事が可能になり、さらに壁面や天井面を照射すると魅力的な陰影を作り出しさらに間接光となってお部屋を包み込む優しい光に変化します。

オシャレな照明なら、まずライティングレールとスポットライトで間違いなしです。

ご高齢のご両親のために廊下の照明器具のスイッチを調光器に交換したお客様のお話

2020年05月01日

普通、調光器といえば、居室分に設置することが一般的です。
リビング、ダイニング、寝室などに取り付けて照明の明るさをコントロールし快適な空間を演出するスイッチが調光器の役割でした。

下記の写真は既存のオン・オフだけだったスイッチを調光器に交換して、ダイニングルームに設置した白熱灯のペンダントライトの明るさを自由に切り替えが出来るようにしたものです。

普段は80%程度の明るさで過ごし、夜の食事時などは50%に落として落ち着いた雰囲気にします。テレビで映画をみたりする時は雰囲気重視で明るさを20%に絞り込みます。

これが一般的な使い方です。

ところが、あるお客様から廊下の照明をすべて調光器で操作できるようにして欲しいとのご要望を頂戴しました。一緒に住んでいらっしゃるご両親がご高齢であるためそのような工事をして欲しいとのことでした。

廊下に出た時にセンサースイッチでパッと照明が自動点灯したとします。それまで寝室などの暗い部屋にいた場合、廊下に出て急に明るくなると明順応が起きて目が慣れるまでしばらくまぶしい状態が続く。下手をすると転倒の危険性があるとお客様からお聞きしました。

そこで、廊下の照明を薄暗くする事で、夜中にトイレに起きて廊下に出ても明順応を最小限に抑えられて安心だとのことでした。

お客様から現場で教えて頂く事は本当に多種多様にあります。
今回も大変勉強になりました。

埼玉県草加市にお住まいのH様 廊下