てるくにでんき 照明器具の実例集

アンティーク風ペンダントライト

2020年07月10日

先日友人のフードコーディネーターの女性から照明の相談を受けました。

カウンターの上にダクトレールがついているのですが、そのスポットが割れてしまい何か良い照明ないでしょうか?

というのが、発端でした。

フードコーディネーターさんなので、お料理の写真を撮ることも多いと思います。

「料理を美味しく見える照明ってあるんですか?」

はい。もちろんありますよ!

以前は、わかりやすく美味しそうに見えるのが「白熱電球」適していないのが「蛍光灯」

とざっくり分けていた時代もあったのですが、白熱電球も蛍光灯も今は省エネの観点からほとんどのメーカーが一部商品を残して生産終了しています。

ですので、LEDの時代は

「あたたかみのある色合いの電球色のLED」

となります。

あたたかみ=くつろぎの色合い

わかりやすくイメージするなら、夕焼けの色合いに近いオレンジ色 でしょうか?

食材は「赤」のものが多いので、赤の素材を引き立たせる色としては、この電球色がおすすめです。

さて、LEDの色合いが決まったら、次はどんな灯具にするかです。

光は距離によって拡散してしまうので、対象物に灯具が遠いとそれだけ照射の明るさが軽減されてしまいます。

ですので、お料理をよりおいしくみせるために、今回は吊り下げのペンダントライトをおすすめしました。

あとはデザインですが、このデザインという部分は個人の嗜好によるところが大きいので、私はこの部分はできるだけお使いいただく方に自由に選んでいただきたいと思っています。

家具の雰囲気から、もしかしたらアンティーク風のものがお好みかも、、、?

と、このODELIC製のOP034506LDをおすすめしたところ、大変喜んでいただけました!

コードも収納できるフレンジ(電源の部分をカバーするところ)付きなので、カウンターの高さにも綺麗にあわせることができました。いろいろ悩んで決めていただいた器具が喜んでいただけると、本当にうれしいものですね。

2020/07/10 照明士 堂園 亜佐子

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