照明に+1視点! 社長ブログ

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竿縁天井(さおぶち)天井ってなんだろう?

2020年12月01日

先日、築40年の建物で室内をフルリニューアル(リフォーム)したお部屋に照明器具設置のご依頼を頂きました。
これくらいの築年数のお部屋になると既存の隠蔽配線は経年劣化しているため、照明器具、コンセント、火災報知器などは新たに露出で配線しなおすのがほとんどです。

今回もやはり露出配線になっておりました。

このよう露出カバーの上に配線器具が設置されている状況を竿縁天井(さおぶちてんじょう)と呼びます。一般的には和室に多いのですが、リフォームをした際にこのような天井に仕上げたと思われます。

このような状態のダイニングキッチンに照明器具をお選びしたのですが、今回はオーデリックのペンダントライト(OP807372LD1)にいたしました。

竿縁天井でも一般的なシーリングライトを設置する事は可能なのですが、今回は照明器具を設置する電源と火災報知器が近いため、吊り下げ型のペンダントライトしか選択の余地はありませんでした。

ただし、ダイニングキッチンに設置するため、テーブルの中央に設置する事はあまりおススメできません。出来るだけ、ダイニングキッチンの中央に設置した方がお部屋を全体的に明るくする事が出来ます。

ここで問題なのはペンダントが吊り下げ式の為、お部屋のなかで移動(動線)する際に器具が頭に当たるかもしれない事です。

そこで今回お選びした器具は天井面に(今回は竿縁面)接する筒状のフランジにコード巻き付けて設置する事が可能な照明器具をお選びしました。このようにコードを巻き付けて収納することで、器具の下部から床まで180cmの高さを確保することが出来ました。

O様は身長160cm前後でしたので、これで照明器具が頭に当たることはなくなりました。ペンダントライトを少しでも高く吊るしたい場合には、コード収納形のペンダントライトをお選び頂くことをお勧めいたします。

ダウンライトの交換工事の際に穴の大きさが違ったらどうするか?

2020年09月29日

このブログでは何度も書かせて頂いておりますが、ダウンライトの売り上げがぐんぐん伸びています。ダウンライトの需要が伸びているなぁと感じます。

主にダウンライトへ変更するには下記の状況が考えられます。

・リフォーム工事の際に古い白熱灯のダウンライト蛍光灯のダウンライトや大きなシーリングライトやシャンデリアなどの天井照明から、すっきりとしたダウンライトにすべて交換する。

・今ある既存の白熱灯や蛍光灯のダウンライトだけを交換する。

この2つのパターンがあると思われます。

リフォーム工事の際は、天井を新しく張り替えるので穴の寸法は設置するダウンライトに合わせて自由に開口出来るので問題はありません。

問題はダウンライトだけを交換する工事です。この場合は、現在設置しているダウンライトの穴径に合わせる必要があるからです。ところが、ここで問題が発生する確率が高くなります。

何故かと申しますと、今主流のLEDダウンライトは穴径が小さい場合が多いからです。以前主流だった白熱灯のダウンライトは60Wクラスまでは穴径が100mmのものが多いのですが、100Wクラスになると穴径が150mmのものが主流になるからです。

新しく設置するLEDダウンライトよりすでに開口されている穴径の方が大きいので天井を補修するなどしなければ設置することが出来なくなってしまうからです。

そこで、この穴の径違いを解消するのがダウンライト用リニューアルプレートです。
こちらを使用すれば、既存の穴が大きくてもこのリニューアルプレートを取付けるだけで穴径の小さなダウンライトでも設置する事が可能になります。

例えば下の図がその例です。

既存の穴がφ150であってもこのリニューアルプレートを設置する事でφ125のダウンライトを設置する事が可能になります。この場合組み合わせは他メーカ同士でも問題ありません。

Yahoo!ショッピング店では「ダウンライト リニューアルプレート」で検索してください。

楽天市場店では「ダウンライト リニューアルプレート

それぞれの穴に適したダウンライト用のリニューアルプレートが検索されます。

例えば…

150から100への変更

150から125への変更

125から100への変更

などのリニューアルプレートが検出されます。

今設置されているダウンライトをLEDダウンライトに交換される場合の参考にしてみてください。

 

自社サイトをリニューアルしました

2020年05月06日

こんにちは、照国電機株式会社の堂園秀隆です。
この度、自社サイトのリニューアルを行いました。
自社サイトでは今までとは違い、弊社スタッフが厳選した商品をご紹介しております。

https://terukuni.co

厳選とはなにか?

それはスタッフが日々の業務で取り扱っている商品の中で、これは自信を持ってお勧めできる照明器具に絞り込んだ事です。

ぜひお客様に見て頂きたい商品をラインナップいたしました。自社サイトに掲載されていない商品はYahoo!ショッピング店に掲載しておりますのでご利用ください。

自社サイト「照明器具の専門店 てるくにでんき」をリニューアルオープンしました

2016年06月10日

去年より準備してきました自社サイト「照明器具の専門店 てるくにでんき」のリニューアルオープンが完成しました。

自社サイトにはこだわりを持っています。
オープンしたのは20年前の1996年6月の事です。インターネットアーカイブで調べたら1996年12月22日の「照明器具の専門店 てるくにでんき」の名残がありました。まだ独自ドメインも取得しておらず、個人で契約したプロバイダーのホームページに通販サイトを開設していました。その当時はbekkoameが別料金を支払わなくても商用サイトとして利用可能だったのでここにオープンしました。この頃から未熟ではありますが独学でホームページを開設していたので自社サイトにはこだわりを持っていたのです。

そのこだわりがインターネット黎明期の頃には通用していました。それは、まだまだインターネット上の技術が未発達だったため、私のような独学で技術的に未熟なものでも自分の思いをホームページに掲載して照明器具という専門性を持たせ少しホームページを尖らせるだけでネット上に「照明器具の専門店 てるくにでんき」の存在を知らしめることは十分に可能でした。

時は流れて20年。
その当時とは格段にインターネット上の技術が複雑になり、「照明器具の専門店」というこだわりだけでは埋没してしまう時代がやってきました。もう自分の技術だけで思いを伝える事が不可能になってきたのです。いや、もっと言えば、インターネット上の技術を習得する事が自分のやるべきことではなく、照明器具についての思いを伝える事が本来の仕事であると言う事にようやく気が付きました。

そこで、ホームページのリニューアルはこれだと思えるパートナーを探し外部に委託して再構築してもらいました。技術的な部分はすべてお任せし、自分の時間は照明器具への思いをインターネットを通して伝える事だけに集中しようと決意しました。

電気工事士として現場に立ち、実際にお客様にお会いしてお話をしている。その経験をブログを通して表現する。こんな事が出来る人間はそう多くないはず。自分達が出来ることはその1点と言っても過言ではないと理解しています。

照明器具の専門店 てるくにでんきは20年を迎えて原点に戻ります。

ご期待下さい。