こんにちは、代表取締役の堂園秀隆です。
調光器ってとってもいい配線器具ですよね。
スイッチを交換するだけで、明るさのボリュームを自分の好みに合わせて調整できる。交換には電気工事士資格が必要な電気工事ですが、簡単で低価格で室内の照明システムを劇的に変化させる事が出来るので個人的に好きな配線器具の一つです。
この調光器に「下限照度設定機能付」と銘打った商品が出てくるようになってしばらく立ちました。最初の頃はナンノコッチャ?と思っていました。「下限照度?」「設定機能付?」と言葉だけでは何の機能を示しているのか分からなかったです。
これ、ようはお客様のお部屋のLED照明やLEDランプに合わせて、最低限の照度を設定出来るという機能です。
LEDと言うやつは実にセンシティブなやつで、調光を掛けてボリュームを絞ってギリギリまで薄暗い点灯状態にするとチラチラとちらつく場合があります。そこで、このちらつくぎりぎり手前の所までしかボリュームを下げられないように調光器に覚えさせる機能を「下限照度設定機能付」と名付けています。
私も何度か設置してみましたが、同じメーカーの調光器とLED照明やLEDランプなら良いのですが、他メーカーのLED照明やLEDランプの場合は相性があるのかボリュームを下げるとちらつく場合があります。そんな時に、この「下限照度設定機能付」の調光器なら、不快なちらつきを起こす直前でボリュームがさがらなように設定出来るので便利です。
どちらかというと、ちらつくクレームが出ないように処置するので施工側にとって便利な機能かもしれませんね。
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