照明に+1視点! 社長ブログ

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明るさの単位になるワット(相当)とルーメンってなんだろう

2020年12月18日

LEDが無い頃はランプの明るさの単位はW(ワット)で表していた

W(ワット)とは慣れ親しんだ明るさを表す単位です。

皆さんも、W(ワット)で表せば大体の明るさは想像出来ると思います。

電球は20W、40W、60W、100Wあたりが一般的です。

一番多く使われているのは60Wではないかと思います。

大体、トイレの明かりが60Wが多いですね。

あと、玄関ホールなんかは明るめの100Wが使われる事が多いと思います。

だいたいW(ワット)で表せば明るさを想像できますよね。

ただし、厳密にいうとW(ワット)とは、消費電力を示す単位のことで明るさの単位ではないんです。

60Wの消費電力を使う白熱灯はこれくらいのあかるさ。

100Wの消費電力を使う白熱灯はこれくらいのあかるさ。

こんなイメージで一般の方々へは明るさを表す数値として使われていました。

LEDランプは消費電力が小さいのでW(ワット)では明るさを表現できなくなってきた

白熱電球では重宝していたW(ワット)ですが、LEDランプはご存じの通り消費電力が極端に小さくなりました。

LEDランプは省エネなのでW(ワット)が小さいのは当たり前ですよね。

そこで、LEDランプの明るさの単位としてW(ワット)に代わりlm(ルーメン)が使われるようになりました。

lm(ルーメン)とW(ワット)を比べてみました

ここでは実際にW(ワット)とlm(ルーメン)を比べてみました。

白熱電球の場合で比較

白熱電球 20W → 約170lm以上

白熱電球 30W → 約325lm以上

白熱電球 40W → 約485lm以上

白熱電球 50W → 約640lm以上

白熱電球 60W → 約810lm以上

白熱電球 80W → 約1160lm以上

白熱電球100W → 約1520lm以上

これからはlm(ルーメン)で明るさをイメージしましょう

これからは益々LEDが主流になってきます。
最初は違和感があるかもしれませんが、これからはlm(ルーメン)で明るさを覚えましょう。

パナソニックのサイトを参照

色温度ってなんだろう

2020年12月14日

照明器具を選ぶ際に「色温度」と言う言葉を聞いたことがあると思います。

「色に温度があるの?」

と不思議に思うかもしれません。

この色温度とは簡単に言うと光の色を表す数値で「K」ケルビンという単位で表します。


パナソニックのサイトを参照

2500Kは暗めの電球色(でんきゅうしょく)

2700Kは明るめの電球色。

3000Kは温白色(おんぱくしょく)

5000Kは昼白色(ちゅうはくしょく)

6200Kは昼光色(ちゅうこうしょく)

となります。

色温度はお部屋や用途によって使い分ける事が肝心です。

例えば…

2500Kの暗めの電球色なら、飲食店(特にバーなど)などムードを重視する場所におススメです。

2700Kの明るめの電球色なら、一般住宅のダイニングやリビングルームなどくつろぎ空間におススメです。

3000Kの温白色なら、病院の待合室やショールームなどリラックスできる空間におススメです。

5000Kの昼白色なら、読書など作業をする空間におススメです。

6200Kの昼光色なら、オフィスなど集中して働く空間におススメです。

ランプを選ぶ際のポイント

ランプのパッケージには必ず色温度が明記されています。

この色温度をしっかりチェックして、ご自身の好みの明かりの色を選んでください。