2016年6月11日に東京都練馬区にあるホテルカデンツァ光ヶ丘にて『照明器具の専門店 てるくにでんき 電子商店開設20周年記念パーティー』を開催させて頂きました。全国から総勢150名を超える方々にお越し頂き、おかげさまで盛会のうちに終える事が出来ました。自分で言うのも何ですが、2次会も100名を超える方々にご参加頂きまるで20年振りのEC同窓会のような賑わいでした。
1996年の時、私は28歳で結婚して4年目でした。元々は家族経営で電材卸売業をしておりました。父が社長で母が経理を担当しておりました。自分は営業や配達に走り周る毎日でした。当時はバブル崩壊直後という事もあり景気は真っ逆さまの状態。日々、倒産したり減少して行く卸先に限界を感じていた私。何か新しいビジネスにチャレンジしなければ、このままでは潰れてしまうと危機感を持っていました。巷のビジネス本を参考にすると新規ビジネスといえば「ヒト」「モノ」「カネ」の3つが必要。最低でも2つ揃えなければ成功はあり得ないと書かれていました。
この中で揃える事が出来るカードは「ヒト」つまり自分だけでした。自分ひとりで新規参入できるビジネスって何だ?このアンテナを張り続けていくうちに目に付いたのがインターネット通販でした。1996年6月に独学でホームページを開設し、家電製品を販売するサイトを作るもまったくの無反応。
そこで困り果てた私はインターネットビジネスに関する書籍を読み漁り、当時岸本屋(現無地Tシャツ日本製:京都EASY)と呼ばれていたホームページに辿り着きます。この岸本屋の運営者である岸本栄司氏との出会いがその後を一変させました。
「堂園さんのホームページのウリは?何を売ってるの?販売ページに見えない。」
はっきりと指摘されました。
「岸本屋は無地の白Tシャツが一番の売り。」
「中小企業のホームページは自分が得意な商品の専門店でないと!」
当時の記憶を辿るとこんなありがたいアドバイスを頂いた事を思い出しました。
「そうか、自分の得意な商品・・・それなら照明器具だ!」
こうして照明器具の専門店てるくにでんきは誕生しました。岸本さんには多くの事を教えて頂きました。その教え合う輪は全国のネットショップ仲間に広がり、20年経った今ではこんなに多くの仲間達と出会える世界になりました。今、こうしてインターネットで商売が出来るのはこの全国の仲間達のおかげです。今回のパーティーを開催してさらに思いを強くしました。
お集まり頂いた皆様に感謝です。
ありがとうございました。
パーティー当日の様子はECのミカタに記事として掲載して頂きました。
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