堂園秀隆(どうぞの ひでたか)
照明器具専門通販「てるくにでんき」運営者。照明器具の販売・施工に携わって36年。第二種電気工事士、照明士の資格を持ち、これまで数多くの住宅・店舗照明を手がけてきました。専門家としての知見を活かし、「照明って難しそう」というお悩みに寄り添いながら、わかりやすく丁寧にサポートいたします。
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傾斜天井にどんな照明器具をつけたらいいのか?
今日は弊社に多くお問い合わせいただくキーワードで一番多いのが「傾斜天井」ですが、傾斜天井におすすめのシーリングライトを具体的にご紹介していきながら傾斜天井に取付できる照明についてお話したいと思います。
傾斜天井対応可能 FLAT PLATE シーリングライト オフホワイト丸型LED[昼光色~電球色][~10畳][リモコン別売]OL291412BR
傾斜天井がある物件は、今大変多くなっています。天井が高いと同じ広さでも空間を広く感じますし、圧迫感のない快適な空間を作るには、最適な建築手法だと思います。
ただ、ここで素朴な疑問が生まれます。照明器具は何をつけたらいいの?取り付けたいと思っていた照明器具は傾斜天井に取付できるのだろうか?と。
カタログを見ても、傾斜天井に取付できるとか書いてないし、何を目安にすればいいんだろう?
って思いませんか?メーカーもそういう意味ではちょっと不親切ですよね。でも実はちゃんと書いてあるんです。
上にリンクを貼ってある弊社の商品を具体的な例として説明していきましょう。
商品ページにはメーカーのカタログの写真も掲載しています。カタログ写真には定価であったり、明るさを表す光束だったりその器具の情報、家電などでよく聞く言葉だと「スペック」などと言われるものが記載されています。そこに傾斜天井の取付できる場合は、何度の傾斜まで設置可能かどうかを明記しています。ご紹介している器具でいえば以下の部分です。
赤い矢印の部分ですね。ここでいうと、45度まで傾斜天井に取付できますよ。という表記になります。
ちなみに、この明記の仕方はメーカーごとにそれぞれ違います。このようにマークで出ている場合もあれば、スペックの記載部分に何度の傾斜まで取付できます。という表記で出ている場合もあります。メーカーによって表記が違いますので、基本はこのスペックの部分からよく読んでみるということが重要です。
カタログの見方がわかれば選択肢は一気に広がる
傾斜天井へ取付できる器具を探している時に、このように傾斜に対応可能かどうか?がわかれば、メーカーのカタログを見てても、器具の種類が多すぎてわからない!などと思っていたのが、一気にこれは取付できるかな?とカタログを見る部分が変わってきて楽しくなってきます。プロに聞かなくても自由に選択できるようになります。選択肢は一気に広がりますね。
さて、今回ご紹介したシーリングライトは傾斜天井に対応しているだけでなく、高さがたったの45mmしかない薄型器具で、天井との間に隙間もできない設計のため、白いクロスを使用している天井に使用すれば、照明器具を目立たずに、すっきりとした空間を作ることもできるので、この点についてもおすすめです。
弊社施工例
この機種は弊社でも大変人気があり施工の依頼も多くいただいています。
傾斜天井に取付できるのは、シーリングライトだけではありません。吊り下げ型のペンダントライトなども対応可能ですが、ペンダントライトについてはシーリングライトよりも少しテクニックが必要になってきます。次回は傾斜天井へ取り付けるペンダントライトについてお話させていただきたいと思います。
照明やスイッチなど器具についてや施工など御相談をお受けしております。
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