てるくにでんき社長と対談形式で照明の過去・現在・未来を語る第二回
今回はこれからの照明はどうあるべきか?をお聞きします。
てるくに社員(以降社員):前回は過去の照明から現在のLEDのお話をお聞きしましたが、今回はこれからの照明についてお聞きしたいと思います。
てるくに社長(以降社長):はい。わかりました。
社員:LEDが飛躍的に進化し、日常に浸透している今、これからはどんな風に進化していくとお考えですか?
社長:日常に浸透していることは間違いないと思うけど、案外LED化されていない所は結構あるんじゃないかな?と思っています。てるくにでんきでは、お客様から照明器具の交換などのお問い合わせをよくいただくのだけれど、まだまだ蛍光灯の器具を使っている方は多く、ついに器具が具合が悪くなり、どうしたらいいか?という質問がまだまだあります。ただ、ランプを交換しただけでは元のように点灯しない場合、中の基盤などの故障だと思いますが、もう交換できる部品がないんです。そのため、ようやくLEDの器具に交換しよう、と重い腰をあげるというのが現状ですね。そういう意味では、進化しているところはどんどん飛躍的に進化しているけれど、コスト的に交換するのはお金がかかるので躊躇してしまい、なかなか踏み出せない人もいるということですよね。
社員:高齢の方なども、なかなか交換することが出来ないなどもありますね。
社長:LEDは寿命が長いというのが一番の特性だと思うから、一度交換してしまえばかなりの長い期間それを使い続けることになるよね。だからやっぱりこれからの照明器具というのは、もっと品質などをさらに良くしていくことが課題だと思います。今でも国内のメーカーのものは、とても良い品質のものですが、LEDになって安価で粗悪なノーブランドの商品もかなり多くなったと思います。ただ、実際使ってみると、長寿命のはずなのにすぐに切れたり、素材も悪いのですぐに劣化してしまう。むしろ使い捨てみたいなものになりかねない。初期のコストは少しかかったとしても、LEDの寿命を考えると、本体側の品質もしっかりとしたものを使ってもらいたいと思います。
社員:LEDと器具側のバランスをちゃんと考えなきゃいけないってことですね。
社長:まさにそういうことだよね。エネルギーを減らす目的のLEDが、安価な粗悪な商品の使い捨てみたいなものだと、むしろ環境悪化になってしまい本末転倒のような気がします。
社員:そういう意味では、機種を選ぶ時にしっかりと品質など確認してほしいですね。
社長:国内の有名メーカーであれば品質以外にもサポート体制もしっかりしているから、保証期間も長いですし、長く使える分初期のコストは高くても十分ペイできると思います。少し話がずれてしまったかもしれないけれど、これからはじっくりとさらにLED化が進んでいくということと、浸透したときにようやく次の展開が来るのかもしれません。でもそれなかなり先にことになるかなあ。と思ってます。
社員:これからもよい品質のものを、丁寧に販売していきたいと思います。
社長:そうだね。お客様の喜ぶ商品を誠心誠意心をこめて提供していきましょう。
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