ダイニングの照明3
前回、ダクトレールを直接、天井に取り付ける工事のポイントは「位置」であるという話をしましたが、ダイニングテーブルだけでなく、他の家具の位置なども考慮しながら、設置の位置を決めていきます。
我が家のレイアウトは電源からL字型に設置をするということに決まりました。
さて、次は器具選びです。
ダイニングテーブルの位置にあわせて、ペンダントを吊り下げるというのは、ちょっと憧れに近いものがありませんか?特にこれは女性の方に多いような気がします。
私も少なからず憧れていましたから(笑)
どうしてダイニングテーブルにペンダントを希望する人が多いのか?私が思うに、ペンダントという器具は、照明器具の中でも、特に「意匠的」だからではないか?と思うからです。意匠的、つまりインテリア性が高いということです。ですので、自分の好みを器具に反映しやすい。よって器具のデザイン選びが楽しいということにつながるのだと思います。
ですので、ペンダントの器具は、自由に楽しく選んでいただきたいと思います。ただし、注意点が何点かあります。
まず、器具の「大きさ」に注意するということ。お客様の多くは、器具のサイズは一切見ていない方が多いです。カタログには器具の寸法が必ず記載されています。数字だけではイメージがわかないという場合は、紙でも何でもいいです。同じくらいの大きさを簡単に作ってみてください。
思っているよりも大きいと思うはずです。
カタログで見るペンダントの写真は、どうしてもデザインに目を囚われてしまいます。また大きさもイメージとして、実際よりも小さく考えてしまいます。新しく買ったマンションは、広くイメージしていますが、実際部屋に入ってみたり、家具を置き始めると、狭く感じるというのと同じように、頭の中で自分の希望ににあわせてイメージしてしまうからです。
まず、実際の大きさはどのくらいなのか?というのをきちんと把握するのが重要です。
次に、天井の高さです。
カタログに掲載してあるイメージ写真の、住宅の天井は平均的な住宅よりも高い場合が多いです。またペンダントのコードもそれにあわせて、すっきりとカットされています。
ですので、実際自分の家に取り付けたときに、どうもイメージが違うということになってしまいます。
またあまり天井高さがない場合は、多吊する場合、まずは2灯くらいにしておいたほうがいいと思います。
私の家では、天井高さは2400mmです。テーブルの大きさは長い辺は1600mm のごく一般的なテーブルです。ちなみに2灯吊り下げました。
今使ってみて思うのは、2灯で十分です。ただ、フォローとしてスポットライトを2台取り付けていますが、テーブルには向けていません。壁側に向けて部屋の明るさ感を増すようにしています。
ペンダントは小泉のAPE910091を選びました。
この機種に決めたのは、ワイヤー仕様だからです。
先ほども書きましたが、ペンダントには予めコードが決まった長さでついていますが、天井の高さによっては、コードが長すぎる場合があります。その場合、そのコードを簡単にカットしたりすることは出来ないので、丸めて止めたり、コードリールなどを使用することになりますが、ワイヤー仕様だと高さの調節をして取り付けできるという点。あとこれは私の個人的な好みですが、ワイヤーで吊り下げた感じがすっきりとしていて、好きということもあります(笑)
また決めたもう1つの理由としては、器具の大きさ。高さ89mmの幅108mmは小型のペンダントの中でもかなり小さめです。私はこの「小さい」ということにこだわりました。
使用している電球は、ダイクロハロゲンというものなんですが、35Wのダイクロハロゲンを使用しています。 この電球も小さくて、とても可愛い電球です。また発光もダイクロミラーというのを使用していますので、とても美しいです。ダイニングテーブルの上を照らすと、まるで、レストランのような雰囲気を演出してくれます。またダイクロハロゲンは熱線を背面に出すようにしてあるので、一般的な白熱電球(クリプトンやレフ球など)に比べると、前面はさほど熱を感じさせません(触ると熱いのは変わりませんのでご注意を)また寿命も約1000時間ほど、一般の電球よりも長いとされています。
ただ、電球については、このAPE910091を選んだので、結果ダイクロハロゲンになった、という感じです。私の決め手のポイントは
器具の大きさ
吊り下げた際のコードの状態
この2点でセレクトしていきました。
こうやって、器具を選ぶときには何を重要視するのか?というのを決めてください。あれもこれも候補をあげるのではなく、上位2位までの決め手のポイントです。
時には、家具にあわせて、「木」の飾りがついているものがいい。や、シルバーのものがいいなど、デザイン重視の場合もあるかもしれません。また、使用している電球で選んでいく場合もあるかもしれません。しかし私のようにとにかくサイズでこだわるというのも、器具選びの中では十分ありなのです。あとは器具の大きさの確認、コードの仕様の確認。
すこしカタログの見方が変わってきませんか?
----つづく-----
