照明に+1視点! 社長ブログ

タグ:照明器具の記事一覧

新年明けましておめでとうございます!今年もショールームで地元の練馬・板橋・和光市の照明器具や電気のご相談をお待ちしております

2019年01月07日

新年あけましておめでとうございます!

てるくにでんきは2019年1月7日より仕事始めです。

ことしもショールームで地元の練馬区、板橋区、和光市の皆様の照明器具や電気に関するご相談をお待ちしております。

どうぞよろしくお願いいたします。

練馬区の電化店様からお電話で在庫確認を頂き東芝ライテックのLED直管ランプLDL40TN/17/25のお引取りに来て頂くことになりました

2018年09月03日

電気工事店様や電化店様からのお問い合わせやご注文も増えてきて、一般のお客様以外でも、練馬区にある弊社事務所までお引取りに来られるお客様が増えてきました。

先程お電話で、東芝ライテックのLED直管ランプについてお問い合わせを頂戴しました。お客様いわく、東芝ライテックのサービスセンターにLED直管ランプについて問合せをしたらLDL40TN/17/25という品番が現行の商品で存在すると言われた。そこで、ネットで検索したらお宅が在庫を持っていると表示されたんだけどあるのかな?との事でした。

やっぱりGoogleのスマホ検索は位置情報を加味して、検索した地域で一番近くの店舗(ホームページ)を優遇して表示するようで、練馬区だとてるくにでんきのホームページが上位に表示されるようです。

お客様のお名前をお聞きすると電化店様と分かりました。そして、お電話番号をお聞きしたので、その2つを入力して検索した結果、弊社の事務所がある練馬区旭町の近くで同じ練馬区の石神井公園近くにお店があるお客様だと分かりました。

やっぱり、Googleのスマホ検索は位置情報を加味して、検索した結果で一番近くの店舗(ホームページ)を優遇して表示するようです。こうして、地元で在庫商品をお探しのお客様に一番お役に立てるお店になろうと日々運営していますが、その思いと検索結果が合致した結果が出てきているようです。

4000点以上の在庫商品を揃えています。お急ぎの場合は14時までにお電話などでご注文頂ければ、その日の17時に商品をお渡し出来ます。

弊社ではお客様に特に必要とされる電材商品をセレクトして約4000点以上の商品を在庫しております。14時までにご注文頂ければ、その日の17時に商品をお渡しする事が可能です。最近では、パナソニックのコスモワイド21シリーズの配線器具、東芝ライテックのライティングレール、パナソニックの分電盤などが人気です。もちろん、各種照明器具も揃っております。

詳しくは弊社ホームページを御覧ください。

 

新宿区歌舞伎町にあるマンションで照明器具が不点灯な状態が続いているので調査して欲しいと依頼がありました

2018年08月31日

築12年のマンションで入居して2年目くらいにバチッと音がしてそれから照明が点灯しなくなった

世の中には色々なお客様がいらっしゃる。
今回は最近、ネット経由でうちを知ってからお付き合いの始まった内装業者のKさんからの依頼だった。

「歌舞伎町にあるマンションで照明器具が点灯しない部屋があるんだけど調査をお願いできないかな?」

こんな感じの依頼だった。そう、あの有名な新宿区にある歓楽街の歌舞伎町だ。行ってみてびっくりしたが本当に歌舞伎町のど真ん中だった。マンション入り口でKさんと待ち合わせをして12階のお客様のお部屋へ向かった。

もう照明が点灯しなくなって10年くらいかなぁ。入居して2年目に点灯しなくなったんだけど、面倒なのでほっておいた。今度、このマンションを出て賃貸物件にするので照明を直すことにした。

こんな感じの説明を受けた。にわかには信じがたいが、10年近くリビングとダイニングの照明が点灯しない生活をされていたようだ。歌舞伎町のど真ん中の分譲マンション。世の中には色々な方がいるな。

自分たちが住まわれている時は問題を感じながらも、まぁいいかと流していらっしゃったようだが、賃貸物件にするなら設備を修繕するのはオーナー側の義務になる。ここにきて、10年近くほっておいたことを多少後悔されているご様子だった。

デジタルクランプメーターで電圧と電流を測るも通電が確認できない。

いつもは工事担当者を行かせるか、または同行してもらうのだが、ありがたいことに工事担当者は抱えている物件で忙しく、自分がデジタルクランプメーターを持って調査することになった。

点灯しない照明は2箇所。リビングとダイニング。それぞれスイッチを入れてみたがやはり点灯しない。そこで、照明器具を外してみる事にした。器具はそうとう年季が入っていたがランプに焼けが見られた。以前は点灯していたことを思わせる。

そしてデジタルクランプメーターを使いまずは電圧を測定してみた。ローゼットに赤色と黒色のテストプロッドを突っ込んでスイッチを入れてみる。しかし、反応はない無常の0ボルト表示。

今度は壁のスイッチをばらして電線を引っ張り出した。デジタルクランプメーターのクランプヘッドを開き、該当する電線を囲う。しかしスイッチをon・offしてもなんの反応もない無常の0アンペア表示。

ローゼット裏のボックス内の配線や結線にも怪しいところがない。

これはもう断線しているとしか考えられない。

スイッチをバラしている時に感じた違和感。新築物件なのに壁の内側にスイッチボックスが設置されていない。ハサミ金具を使用するも雑な使い方をしている。

スイッチをバラしてみて違和感を感じた。新築物件で一度もリフォームをされていないのに、壁の内側でスイッチボックスを使っていなかった。更にハサミ金具を使用してスイッチを固定してたが、適当に切断した金具を使ってる箇所があった。雑な扱い方をしているなぁと感じた。

そこで、ある1つの推論に至った。これ、初期の施工不良じゃないのかな?だとすると、いやな予感がする。電線の接続不良の可能性があるんじゃないかな?それなら、その不良部分が熱を持っている可能性が捨てきれない。

お客様には気の毒だけど、壁面と天井面を開口して配線のやり直しをするしか現状を回復することが出来ないと判明した。

その場でKさんと打合せをして、壁面と天井面を開口する工事をする事に決めた。お客様はこの不良は住んでいる自分のせいなのか?マンションの管理会社の責任もあるのではないか?など不満をお持ちのようでしたが、自分の知識ではたぶんお客様の個人専有部分の不良なので残念ながら管理組合には責任を問えないと思った。もし追求できるなら初期の工事を請負った施工会社だけどすでに10年近く過ぎてしまっているため時効?なんじゃないかと思う。

この現場は今後どうなるか、進展があればまたここでお話しようと思います。

練馬の事務所へ帰る時、懐かしい母校の前を通った。日本電子専門学校。自分は2004年に1年間、ここの電気工事士課の夜間に1年間通っていた。

「照明器具の専門店てるくにでんき」を運営していた当初はあまり必要性を感じていなかった電気工事士の資格。ありがたいことに仕事が軌道に乗り始めたら、工事の依頼が想定以上に増えていった。

最初は2003年に自分より1つ歳下だった義弟が通った。彼はうちへ転職してきたのだが、より仕事への専門的な知識を得て営業をしたいとの希望を持っていた。そこで、会社の負担で1年間専門学校へ通ってもらい電気工事士の資格を取得してもらった。

彼の頑張りを見ていて、自分も欲が出てきた。会社の経営と営業だけでなく、やはりきちんとした電気工事士の資格と知識を持って「照明器具の専門店てるくにでんき」を運営してみたい。それに、ペーパーテストに受かっただけの、資格のみの電気工事士ではなく、現場へバリバリ出て本当の電気工事士になりたいと思った。

そのためには、通信教育で資格を得るのではなく、夜間学校へ行って仲間と一緒に学ぶことが大切なのではないかと強く思うようになった。

電気工事士の夜間学校へ行って驚いたのは、勤勉で能力の高いやる気のある若者で溢れていたこと。

クラスメイトは10代~20代が中心で約20名ほど居たかな。自分は37歳でクラスでも最年長に近い。というか2番目だった。一番年上は50代の方だった。最初は緊張したけど、この1年間で得た経験や知識はその後の自分を形成するのに大きな影響を与えてくれた。

何よりも驚いたのは、みんな仕事をしながら通っているのに勤勉で能力の高いやる気のある若者が多かったこと。今から思うと2004年はちょうどバブルが弾けて10年目くらいだったと思う。ネットバブルも2000年に弾け始めたから、不景気感がより増していた時代だった。

だからこそ、手に職をつけて独立したいと思う若者が夜間学校に溢れていたのかもしれない。卒業してもう14年になるが、あの時勇気を出して1年間通って良かったと思う。今日、こうしてお客様の為に自身を持って行動できる自分があるのは、あの時、1年間夜間学校へ行ったおかげだ。

村井くん、元気にしてるかな?

このブログ見ていたら連絡してくれると嬉しいな(笑)

1997年から続けていた「照明器具の実例集」の記事が2144件になりましたよー

2018年05月19日

こんにちは、代表取締役の堂園秀隆です。

弊社のコンテンツの中で特に自信を持っている、これこそがウチがネットで発信し続ける価値があると信念を持って更新している「照明器具の実例集」の記事が気付けば2000件を超えて2144件になりました。プロ野球で言えば2000本安打突破で名球会入りです(笑)

1997年からスタートして2003年ごろまでは、今のようなブログ形式ではなくフリーのcgi(もはや死語ですね)を使った自分しか投稿の出来ない掲示板へコツコツアップしていました。売れてます!と文字で書くよりも、下手な写真でも良いから実際のお客様のお部屋や現場写真をお見せした方が、商品が実際に動いていたり売れている臨場感や、てるくにでんきホームページの実際の賑わい感が出せると思ったからです。

嬉しいことに記事が増える毎にお客様からの反響が増えて来て、手応えを感じるようになって来ました。掲示板で見た通りにうちの部屋にも照明器具が付きますか?スイッチを交換する事が出来ますか?こんな嬉しいお問い合わせを頂くようになりました。

我々のような業者と違い、一般のお客様は建築に関わる専門用語はあまり知りません。自分が実現してみたいお部屋やインテリアの夢はあっても、実際に言葉や文字で表現するのは苦手です。だから、実際の現場写真をお見せしたら、きっと参考にして頂けるだろうと考えていました。

予想は見事に当たったのですが、別に困った問題が起きて来ました。例えばお客様から、てるくにでんきの照明器具の実例集掲示板の3ページ目の写真とうちの照明も同じようにしたい!と電話でお問い合わせを頂いても、承っている担当者がお客様と同じ写真を直ぐに検索出来ない問題が発生したのです。

弊社スタッフから、もっと検索性の良いシステムに照明器具の実例集を掲載して、お客様からのお問い合わせにスムーズに対応したいとの要望が出て来ました。実際に自分でも不便を感じていたので、何か良いシステムが無いかなと探した結果、2004年にMovable Type というブログシステムに出会い、それまで700件くらいあったcgiの掲示板形式の記事を手作業でMT(Movable Type)に移植。さらに2010年を過ぎた頃に同様のブログシステムであるWorld Pressに記事を移植して今にいたります。

20年以上続けてきた2000件を超えるコンテンツです。それも水増しする様な中身の薄い記事は一つもありません。全部、現場に伺って自ら経験して体感して書いた記事です。時にはお客様から喜ばれお褒めのお言葉を頂戴し、時には厳しいお言葉を頂きスタッフがそして自分が涙して来た言わばライフログです。

2000件を超えて、なんとなく分かってきました。

もちろん、 ビジネスだから利益をあげなくてはいけません。社員をはじめ、自分の会社に関わる全ての人を幸せにするのが経営者の役目です。でも、もっとその根幹にあるのはアイデンティティであるはず。自分は何をして社会に自己表現をして生きて行くのか。自分の存在が社会に対してどんな意義があるのか。それを一生突き詰めていくのが経営者だとようやく分かってきました。

ふと、そんな事に気付き、周りの尊敬する経営者を意識したら、まさにその通りでした。最初は利益を上げ自社、社員、関わる全ての人を幸せにする事から始まり、今ではご自身のしっかりした理念を持って、そこから先のご自身のビジョンを持って会社を経営している。

ここで自分に振り返ってみる。

じゃあ、あの初期に情熱を込めてはじめた照明器具の実例集はなんだったのか。あれこそが自分のアイデンティティではないか。もっとこの部分を深掘りしていくべきではないか。うん、なんとなく見えてきたかな。

第二種電気工事士になって12年が過ぎました。 その3

2015年01月08日

 晴れて専門学校を卒業して第二種電気工事士となったのが2004年の春でした。
資格取得以前は現場管理が仕事でしたが、取得後はお客様の所へ伺って自分で施工する機会が格段に増えました。当初は気がつかなかったのですが、実際に施工する立場になると見えてくる風景が変わってきます。

例えば、なぜパナソニックの配線器具が売れているのか?
なぜミライ工業の日本間ボックスが売れているのか?

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これは管理するだけなら、単に職人さんが好きだからという理由しか思いつかなかったと思います。でも実際に自分が扱う事によって、何故職人さんたちに支持されているのか自分でも納得出来る理由が見えてきました。

答えは施工する職人さんが扱いやすいように決め細やかな部分で心遣いがなされている製品だからです。お金を出して買って下さる電気工事店さんやそこに所属する職人さんの為に工夫を施しているからです。

この経験はその後の照明器具や配線器具のネット通販に少なからず影響を与える事になります。お金を出して下さるお客様が好む商品が売れる。お客様が喜ぶような工夫を施している照明が売れる。この事に気がつきました。

これはカタログ上だけでは決して分かりません。実際にお客様の所へ伺って、実際に商品を触って設置してお客様の感想を頂く。この作業を何度も何度も繰り返すうちに少しずつ理解が深まっていきました。

今にして思うのは、あの時に夜間学校に通って電気工事士の資格を取得する事を決断して良かったと言う事です。資格だけの事を考えれば通信教育だけで良かったのかもしれません。でも、私は1年間じっくりと志を持った仲間達と学ぶ事で電気工事やその仕事への理解を深めた事が今の自分の仕事を支える1つになっていると信じています。