照明に+1視点! 社長ブログ

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冬でもシーリングファンが人気の理由

2015年12月04日

シーリングファンってご存知ですか?
天井に設置する扇風機のようなファンです。ファン単体のものもありますが、下部に照明を仕込んでファンと照明が一体型になったものもあります。ここ数年人気のある照明器具になってきました。

シーリングファンは室内に涼しい風を作るものだから、一番売れるのは夏だと思われる方がいるかもしれません。実はシーリングファンは夏以外にこの冬の時期がもう一つのハイシーズンになっています。その理由はシーリングファンの本当の機能は涼しい風を作るのではなく、室内の空気を攪拌(かくはん)させて温度を均一にする事を目的に為に作られたからです。

特に吹き抜け天井や傾斜天井のお宅の場合は夏場や冬場において天井付近の温度と床付近の温度差が大きくなります。温かい空気は天井付近に溜まり、冷たい空気は床付近に滞留します。冷暖房をかける季節はこの温度差が出来る状況が顕著になります。天井が熱くなり床付近が冷たくなります。この温度差は冷暖房を使用するときにエネルギーのロスにつながります。室内の温度がなるべく均一であった方が冷暖房を使用するときは省エネになります。

そこで夏場だけでなく冬場もシーリングファンを使用することで、天井付近の温かい空気と床付近の冷たい空気が攪拌(かくはん)されて均一になり省エネ暖房をサポートする事になります。温めたお風呂のお湯を混ぜて均一にして入りやすくするイメージです。

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最近の売れ筋のシーリングファンはDAIKOのYCFシリーズです。
価格と機能とデザインのバランスが良くお客様からの御指名が多くなってきました。

冬のシーズンでもシーリングファンは人気

2015年01月16日

 天井に設置する扇風機のように回る設備をシーリングファンといいます。色々な種類があります。天井に直付けするタイプ、パイプで吊り下げるタイプ、照明器具とファンが一体になったタイプなどなど。

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このシーリングファンの機能で少し勘違いされている方がいらっしゃるので、ここで説明させて頂きます。夏場はこのシーリングファンを回転させて発生する風で涼を取れると思っている方がいらっしゃいますが、これは正式な使い方ではありません。確かに多少は涼しくなりますが、扇風機のような風量はシーリングファンからは発生しません。

シーリングファンの本来の機能は室内の空気を循環させるサーキュレーション(循環)機能の事です。室内では冷たい空気は床付近に溜まり温かい空気は天井付近に溜まります。シーリングファンはこの偏った室内の空気をファンの回転によって攪拌(かくはん)させて、なるべく温度ムラのない状態を保つことにあります。夏場はエアコンで冷やされた床付近の空気を天井まで巻き上げる。冬場は天井付近の暖気を床付近に吹き降ろす。これhがシーリングファン本来の機能です。

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こうする事により、冷暖房機器の冷やし過ぎや暖め過ぎを防ぎ、結果として省エネ効果が期待できます。これは特に天井の高い吹き抜け天井や傾斜天井のあるお部屋に特に効果的です。

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最近は室内の広さを強調できるこうした天井の高いリビングのお部屋が増えてきました。以前は冷房への省エネ効果がクローズアップされていましたが、最近では冬場の暖房時でもシーリングファンを回転させることで省エネ効果が期待出来る事が認知され、シーリングファンは冬場でも人気商品の1つになっています。

シーリングファンで人気が有り在庫している商品はこちらでご紹介しております。
平日の12時までのご注文なら即納可能です。