照明に+1視点! 社長ブログ

2018年5月の記事一覧

帝冠様式(ていかんようしき)の建物にはシャンデリアが似合うと思う

2018年05月30日

こんにちは、代表取締役の堂園秀隆です。

2018年5月25日から27日にかけて、仕事で大阪に出張に行って来ました。自分がネットで所属している楽友商店会の年に一度の総会に出席するためです。この総会は隔年で東京と大阪で開催されるのですが、今年は大阪総会でした。

総会終了後は、大阪のメンバーがおもてなしとして懇親会に素敵な場所をおさえてくれるのが恒例となっています。今年は大阪城の場内にある「ミライザ大阪城」のレストランへ連れていってもらいました。

ここは1931年に陸軍第四師団司令部庁舎として、大阪城天守閣と同時期に建てられたもので、その後長らく大阪市立博物館として親しまれてきました。博物館閉館後16年の時を経てこの度リニューアルされ、ショップやカフェ、レストランとして生まれ変わりました。天守閣が目の前という絶好のロケーションの中で、ゆったりと会食が出来ます。

自分はその施設内の豪華なシャンデリアに見とれてしまいました。建物自体は帝冠様式(ていかんようしき)、帝冠式(ていかんしき)と呼ばれるもので、1930年代(昭和10年前後)の日本において、伊東忠太、佐野利器、武田五一らによって推進された和洋折衷の建築様式。

彼らが審査員を務めた競技設計では様式規定に日本趣味が盛り込まれ、鉄筋コンクリート造の洋式建築に和風の屋根をかけたデザインが選ばれました。この和洋が見事に融和した昭和レトロの空間にシャンデリアが実に映える。

建物内の天井や壁に施された飾りがとっても優雅。決して華美でなく上品な佇まいに豪華なシャンデリアの灯りが自然に溶け込みます。洋でも和でもない空間。和洋折衷とはまさにこのためにある言葉。

銀座にある築地本願寺は、子供のころに良く法事で連れて行かれましたが、あの独特のまるでインドにあるような建物の外観に惹かれていました。よく調べてみると、建築家・伊東忠太の代表的な作品であることがわかりました。自分が帝冠様式の建物に惹かれるのは子供時代からの影響かもしれません。

1997年から続けていた「照明器具の実例集」の記事が2144件になりましたよー

2018年05月19日

こんにちは、代表取締役の堂園秀隆です。

弊社のコンテンツの中で特に自信を持っている、これこそがウチがネットで発信し続ける価値があると信念を持って更新している「照明器具の実例集」の記事が気付けば2000件を超えて2144件になりました。プロ野球で言えば2000本安打突破で名球会入りです(笑)

1997年からスタートして2003年ごろまでは、今のようなブログ形式ではなくフリーのcgi(もはや死語ですね)を使った自分しか投稿の出来ない掲示板へコツコツアップしていました。売れてます!と文字で書くよりも、下手な写真でも良いから実際のお客様のお部屋や現場写真をお見せした方が、商品が実際に動いていたり売れている臨場感や、てるくにでんきホームページの実際の賑わい感が出せると思ったからです。

嬉しいことに記事が増える毎にお客様からの反響が増えて来て、手応えを感じるようになって来ました。掲示板で見た通りにうちの部屋にも照明器具が付きますか?スイッチを交換する事が出来ますか?こんな嬉しいお問い合わせを頂くようになりました。

我々のような業者と違い、一般のお客様は建築に関わる専門用語はあまり知りません。自分が実現してみたいお部屋やインテリアの夢はあっても、実際に言葉や文字で表現するのは苦手です。だから、実際の現場写真をお見せしたら、きっと参考にして頂けるだろうと考えていました。

予想は見事に当たったのですが、別に困った問題が起きて来ました。例えばお客様から、てるくにでんきの照明器具の実例集掲示板の3ページ目の写真とうちの照明も同じようにしたい!と電話でお問い合わせを頂いても、承っている担当者がお客様と同じ写真を直ぐに検索出来ない問題が発生したのです。

弊社スタッフから、もっと検索性の良いシステムに照明器具の実例集を掲載して、お客様からのお問い合わせにスムーズに対応したいとの要望が出て来ました。実際に自分でも不便を感じていたので、何か良いシステムが無いかなと探した結果、2004年にMovable Type というブログシステムに出会い、それまで700件くらいあったcgiの掲示板形式の記事を手作業でMT(Movable Type)に移植。さらに2010年を過ぎた頃に同様のブログシステムであるWorld Pressに記事を移植して今にいたります。

20年以上続けてきた2000件を超えるコンテンツです。それも水増しする様な中身の薄い記事は一つもありません。全部、現場に伺って自ら経験して体感して書いた記事です。時にはお客様から喜ばれお褒めのお言葉を頂戴し、時には厳しいお言葉を頂きスタッフがそして自分が涙して来た言わばライフログです。

2000件を超えて、なんとなく分かってきました。

もちろん、 ビジネスだから利益をあげなくてはいけません。社員をはじめ、自分の会社に関わる全ての人を幸せにするのが経営者の役目です。でも、もっとその根幹にあるのはアイデンティティであるはず。自分は何をして社会に自己表現をして生きて行くのか。自分の存在が社会に対してどんな意義があるのか。それを一生突き詰めていくのが経営者だとようやく分かってきました。

ふと、そんな事に気付き、周りの尊敬する経営者を意識したら、まさにその通りでした。最初は利益を上げ自社、社員、関わる全ての人を幸せにする事から始まり、今ではご自身のしっかりした理念を持って、そこから先のご自身のビジョンを持って会社を経営している。

ここで自分に振り返ってみる。

じゃあ、あの初期に情熱を込めてはじめた照明器具の実例集はなんだったのか。あれこそが自分のアイデンティティではないか。もっとこの部分を深掘りしていくべきではないか。うん、なんとなく見えてきたかな。

配線ダクトレール(ライティングレール)設置工事の事前現場調査は無料で対応しております

2018年05月10日

こんにちは、代表取締役の堂園秀隆です。

弊社ホームページにお越し頂くお客様に多いのが、照明器具や配線器具についてお困り事やご相談をお持ちの方です。その中でも特に多いのが、配線ダクトレール(ライティングレール)の設置工事についてお困りのお客様です。

最近では、弊社のLINE@を使ってご相談頂くお客様が増えてきました。お部屋の写真を撮影したり、下記のような手書きのメモを撮影して送ってくださいます。このような情報を事前にお送り頂くことで、より詳しく正確な見積やアドバイスを差し上げる事が可能になります。

弊社は東京の練馬区に会社があります。
東京、千葉、埼玉、神奈川県の23区よりの地域であれば、どこへでも工事に伺います。そして、ご希望があれば事前の現場調査も無料で伺います

実際のお部屋の状況(壁面や天井の材質)、スイッチの位置、お客様がご希望する設置場所の確認をさせて頂き、最終的なお見積を作成させて頂きます。

お見積りの内容をご確認いただき、ご納得いただいた後に正式なご発注となります。後は、弊社の工事部が伺ってお客様のご要望どおり設置作業をさせて頂きます。

配線ダクトレール(ライティングレール)は一度設置してしまえば、そのレール上であればお好みの位置に対応した(プラグタイプ)スポットライトやペンダントライトを配置することが出来ます。お客様好みの照明システムを実現させることが出来ます。

ただし、一度設置してしまえば、簡単に配線ダクトレール(ライティングレール)の位置変更は出来ません。ですから、私どものような専門の施工業者と打ち合わせをして頂き、ご自身にピッタリの照明システムを実現して頂きたいと日々思っております。

配線ダクトレール(ライティングレール)の設置工事や電気工事でお困りなら、一度ご相談下さい。

観葉植物と照明って上手に組み合わせると素敵なインテリアになるなぁ

2018年05月10日

こんにちは、代表取締役の堂園秀隆です。

先日、お客様のお宅へ照明器具を設置しに行った時に板に付けて育てている見たことのない観葉植物に出会ってしまいました。それ以来、不思議な魅力に取り込まれて、なんだかその可愛さ愛らしさに目覚めてしまいました(笑)

コレがその時の観葉植物です。最初に眼にした時から釘付けでした。思わずお客様に「これはなんですか?」と訪ねた所、ビカクシダコウモリランと呼ばれている観葉植物で今インテリアとして流行っているんですよと教えて下さいました。

ビカクシダ、コウモリラン、どちらも同じらしいのですが違う名前が付いているって不思議だなぁ。で、さっそく事務所に飾るために購入しました。写真の右側で板付のタイプが最初に迎え入れた奴です。ビカクシダと称して飾ってありました。自由が丘のBurikinozyoroで購入。写真の左側で苔玉についているのは、練馬のオザキフラワーパークで購入したコウモリラン。最初は水のやり方が悪くて四苦八苦しましたが、ようやく要領を得たようで上手く育てる事が出来るようになってきた。もともとが生き物好き。犬猫大好きでしたが、観葉植物も可愛いですね。日々少しずつ成長している姿が愛らしい。大好きになりました。

先日、防音専門のピアリビングさんとのコラボレーション企画で、観葉植物と照明器具を飾る棚を作って展示しました。防音壁を作る時、下地材を自由に入れられるので、壁面の自由な位置にブラケットライトや観葉植物を置く棚を作れるなぁと思いついたのでやってみました。どうです?いい感じですよね。

沢山のお客様のお部屋へ伺って来ましたが、今あらためて写真を見直したり思い出してみると、観葉植物をお部屋に飾っていた方が多かったことに気が付きました。

そして、置き場所を考えてみると、壁面が盲点だということに気が付きました。ただし、壁面は下地材が入っていないと簡単にブラケットや重量物である観葉植物を置く棚は設置が難しいんです。でも、だからこそ空いている場所でもあります。

この防音壁と照明と観葉植物。

もう少し掘り下げていけば楽しい事が実現しそうです。

ゴールデンウィークを過ぎるとシーリングファンが良く売れる季節になる

2018年05月10日

こんにちは、代表取締役の堂園秀隆です。

毎年の事ですが、ゴールデンウィークを過ぎるとシーリングファンが良く売れるようになります。特に傾斜天井用のパイプ吊り下げ型でランプレスのシンプルなタイプがよく動きますね。

これは、ちょうどこの季節になるとエアコンの冷房機能を使うからだと思います。シーリングファンはお部屋の空気を撹拌(かくはん)するのがその役目です。お風呂のお湯をかきまわすのと同じです。温かい空気はお部屋の上部にたまり、冷たい空気はお部屋の下部である床付近にたまります。

この状態でエアコンを掛けると温度差があるため、効率の悪い状態で冷暖房機器が働くことになります。いわゆる電気代が掛かってしまう状態です。

ところが、シーリングファンを回してお部屋の空気をかくはんして温度ムラを無くすと、冷暖房機器はとても良い状態で効率良く働くことが出来るようになります。結果として、電気代のかからないエコな運転が可能になります。電気代が安くなる効果が期待できます。

これは特にお部屋の天井が高いほど顕著に現れます。最近の住宅は、天井を吹き抜けにしてお部屋を広く見せる建築が流行っています。メリットとして空間が広々してとてもリラックス出来るのですが、デメリットは高低差があるので温度ムラが出てしまうことです。

そこで、シーリングファンの登場です。

千葉県船橋市にお住まいのA様傾斜吹き抜け天井 傾斜天井用シーリングファン [YCF-005S6SS]

先日、設置してきたお客様のお部屋の写真を実例集で紹介していますので御覧ください。こうした天井が高く傾斜したお部屋こそシーリングファンの機能が活かされます。