照明に+1視点! 社長ブログ

2015年1月の記事一覧

配線ダクトレールはダイニングと相性が良い

2015年01月27日

 自分がネットショップを始めたのは1996年からですが、その頃はまだ一般のご家庭で配線ダクトレールを利用するのは稀なケースでした。

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【パナソニック 配線ダクトレール使用例】

ネットショップを開始して1年ほど経った頃、一般のお客様から配線ダクトレールを設置して欲しいとのお問合せを頂くようになりました。今でこそ、ネット上ではこうした配線工事を依頼できるお店のホームページが全国各地に出てきましたが、その当事はまだまだ珍しかったため、東京・埼玉・神奈川・千葉では弊社へお問合せを頂く事が多かったようです。

一般のご家庭での配線ダクトレールの設置依頼は、ダントツでダイニングが多かったです。施工を何度か重ねるうちに、どうしてダイニングへ配線ダクトレールの設置を依頼されるケースが多いのか判明してきました。ダイニングだけは家具やダイニングテーブルを設置してからでないと、適切な照明の位置が決まらないのが理由の一つでした。つまり、住まう人の生活様式や家具の事情によってダイニングテーブルの位置がまちまちなため、天井の照明器具の位置とダイニングテーブルの位置がずれてしまい使い勝手が悪くなってしまうからです。

ダイニングではペンダントライトという吊り下げ型の照明を利用するのが一般的です。テーブルに置かれた料理を美味しく演出し、テーブルで向かい合うご家族の表情を美しく演出するのに適しているからです。ただし、テーブルのセンターに器具が吊り下げられないと邪魔になってしまいます。そこで、電源の位置がダイニングテーブルからずれていても、配線ダクトレールを利用すればペンダントの吊り下げ位置を調整出来てベストな状態で照明を楽しむ事が出来ます。

照明器具の実例集でも数多くご紹介しています。配線ダクトレール用ペンダントライトのカテゴリーをご覧下さい。「東京都練馬区にお住まいのK様宅ダイニング」の例などはその典型的なパターンです。ダイニングの中央に照明の電源部分がありますが、K様はダイニングテーブルを壁際に置かれる事を選択しました。結果としてダイニングテー部の中央にペンダントが吊り下げられるように配線ダクトレールを設置されました。

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K様の場合は天井へ直接レールを設置する本格的な電気工事を行いましたが、多少の電源位置のずれであれば、工事士資格が無くてもお客様ご自信で設置出来る簡易型の配線ダクトレールとペンダントを利用されるお客様もいらっしゃいます。「東京都足立区にお住まいのO様ダイニング」がその例です。

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ダイニングルームと配線ダクトレールは以上のように相性が良いので、お悩みのお客様へはオススメしております。ダイニングルームの照明でお困りの方はお気軽にご相談下さい。お待ちしております。

ダウンライトのLEDはランプ交換?それとも器具交換?

2015年01月26日

家庭内の照明にLEDが入ってきて数年が経ちました。みなさんのご自宅でもかなりの割合で照明のLED化が進んでいるのではないでしょうか?その中でも特に進んでいるのがダウンライトのランプをLEDに交換するパターンだと思われます。ダウンライトは器具の性質上、ベースライトとして使われる事が多く、廊下、トイレ、居室部分など幅広いお部屋で使われています。灯数を数えてみるとダウンライトがご家庭の照明器具の中で一番多いといわれる方も少なくないと思われます。ですから、数の多いダウンライトをLED化する事が一番効率よく省エネ効果が得られる可能性が高いといえます。

一般的にダウンライトで使われるワット数は白熱電球で言うところの60W(ワット)です。LEDの明るさの目安は、W数ではなくlm(ルーメン)で表示するのが一般的です。この単位で今までの一般的な60Wの白熱電球の明るさをあらわすと800~850lmになります。下記のクラスのLED電球で販売価格はネット上でおおよそ2,000円前後です。(2015年1月23日現在)

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メーカー:パナソニック
商品番号:LDA10LGK60W
商品名:LED電球 E26口金 10.0W(電球色相当) (広配光タイプ)電球60W形相当(810lm)
販売価格:2,036円

既存の白熱や蛍光灯のダウンライトがある場合は、こうしたランプと交換する事がLED化の早道かもしれません。ただし、最近ではLEDランプが最初から組み込まれたダウンライトの低価格化が進んでおり、大手メーカーで3,000円台のものも出回ってきました。(2015年1月23日現在)
以前はLEDの発光部分と器具が一体化した低価格なダウンライトがありましたが、こちらの東芝の商品はLEDのランプ部分を交換可能にしながらも低価格を可能にした点が大きな特徴です。

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メーカー:東芝ライテック
商品番号:LEDD8500-L
商品名:高気密SG1形 60ワットクラス LEDダウンライト [LED電球色][Φ125mm]
販売価格:3,402円

では、最初の疑問に戻りますが、既存のランプからの交換と最初からLED電球が組み込まれた照明器具とではどちらを選ぶべきか?についてですが、可能であれば照明器具交換を選んだほうが長い目で見てリスクが少ないと思います。LEDは確かに長寿命ですが、既存の器具自体はそれまでの点灯により少しずつ熱による劣化を起こしています。また、場合によっては器具とLED電球が違うメーカー同士の組合せになる可能性も有ります。万が一、放熱などの問題で想定よりもLEDランプの寿命が短くなった場合などはどこに責任があるのか不明確になり、消費者の自己責任になる可能性もあります。

その点、LED電球が最初から内蔵されているダウンライトを利用した場合は、器具もLED電球も新品なので想定よりも極端な短命で終わることはありませんし、もしこの様な故障が起きた場合はメーカーや販売者側へ保証を求める事が出来る場合が多いと思われます。器具もLEDランプに最適化された設計で製品化しているので故障の発生率も低いと思われます。

確かに器具交換の場合は工事費も発生しますが、数年から10年を超える単位で利用することを考えれば安心・安全の器具交換を考えた方が良いと思われます。ダウンライトなどのLED化をお考えの方は、お気軽にご相談下さい。

ブラックライトの使い方

2015年01月19日

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ブラックライト投光具 蛍光灯20Wタイプ 販売価格 3,785円

 弊社オリジナルの商品の中に「ブラックライト投光具」があります。上記の商品です。ご覧の通り普通の蛍光灯の照明器具ですが、搭載しているランプが特殊で肉眼でわずかに確認出来る長波長の紫外線を放射します。うちの会長が元々蛍光灯照明器具の製造メーカー出身という事もあり、こうした照明は得意分野の1つです。大手メーカーがあまり手がけない小型の蛍光灯照明器具でなおかつブラックランプ搭載というニッチな商材はネット販売に向いていると弊社の副社長のアイディアで発売開始となりました。

発売当初はインテリアとしてお使い頂くと想定していました。下記のボウリング場のようにブラックライトを点灯させると白いものが発光してみえるようになります。上手にお使い頂くと間接照明として味わいのある光の演出が可能になります。

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別府温泉 杉乃井ホテル スギノイボウルさん

ところが、いざ発売してみると自分にとっては意外な反響が出てきました。どうも個人のお客様に購入して頂くより企業で法人として購入して頂いているパターンが目立ってきたのです。そこで、色々と調査してみた結果面白い事実が判明しました。どちらかと言うと自分の勉強不足だったのかもしれませんが、ブラックライトはインテリアの需要よりも検査用の器具としての需要の方が高かったのです。

身近な例で言えば、お札には偽造防止のためにブラックライトに反応する蛍光塗料が使われています。この他にも医療、美術品、鉱物学、食品検査などにも使われています。先日、宮城県の水産加工物の工場見学をした際に、高級な干物の検査を暗室内でブラックライトを照射して行っているのを実際に拝見しました。

現在はこうした需要に対して対応すべく、生産体制を整えております。

冬のシーズンでもシーリングファンは人気

2015年01月16日

 天井に設置する扇風機のように回る設備をシーリングファンといいます。色々な種類があります。天井に直付けするタイプ、パイプで吊り下げるタイプ、照明器具とファンが一体になったタイプなどなど。

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このシーリングファンの機能で少し勘違いされている方がいらっしゃるので、ここで説明させて頂きます。夏場はこのシーリングファンを回転させて発生する風で涼を取れると思っている方がいらっしゃいますが、これは正式な使い方ではありません。確かに多少は涼しくなりますが、扇風機のような風量はシーリングファンからは発生しません。

シーリングファンの本来の機能は室内の空気を循環させるサーキュレーション(循環)機能の事です。室内では冷たい空気は床付近に溜まり温かい空気は天井付近に溜まります。シーリングファンはこの偏った室内の空気をファンの回転によって攪拌(かくはん)させて、なるべく温度ムラのない状態を保つことにあります。夏場はエアコンで冷やされた床付近の空気を天井まで巻き上げる。冬場は天井付近の暖気を床付近に吹き降ろす。これhがシーリングファン本来の機能です。

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こうする事により、冷暖房機器の冷やし過ぎや暖め過ぎを防ぎ、結果として省エネ効果が期待できます。これは特に天井の高い吹き抜け天井や傾斜天井のあるお部屋に特に効果的です。

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最近は室内の広さを強調できるこうした天井の高いリビングのお部屋が増えてきました。以前は冷房への省エネ効果がクローズアップされていましたが、最近では冬場の暖房時でもシーリングファンを回転させることで省エネ効果が期待出来る事が認知され、シーリングファンは冬場でも人気商品の1つになっています。

シーリングファンで人気が有り在庫している商品はこちらでご紹介しております。
平日の12時までのご注文なら即納可能です。

最近人気のLEDシーリングライトについて

2015年01月14日

 アイリスオーヤマが低価格で高機能なLEDシーリングライトを発売して以来、本格的に一般住宅へシーリングライトにLEDライトが導入されるようになって数年が経ちました。初期の頃は電気代が安い、明るい、器具本体がコンパクトで軽いといった機能がLEDシーリングライトの特徴としてクローズアップされていました。

一旦、こうしたLEDシーリングライトのベーシックな機能がどのメーカーでも一般的になってくると次の世代の機能が搭載されるようになりました。その中でも特に特徴的な機能に調光機能と調色機能があります。付属のリモコンでLEDシーリングライトの光を自在にコントロール出来る機能です。

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調光機能は従来の蛍光灯や白熱灯のシーリングライトでも搭載されていた機能なのでご存知の方がいらっしゃると思います。リモコンの明・暗ボタンを押すことで明るさを調節する機能です。ボタンを押すことで灯りを明るくしたり暗くしたりする事が出来ます。

LEDシーリングライトの最大の特徴と言えるのは次にあげる調色機能にあります。従来の照明器具ではランプを交換するしか器具内部のランプの色を変えることは出来なかったのですが、調色機能を搭載したLEDシーリングライトはリモコンの調光ボタン(シーン切替ボタンなど)を押すことによって、光の色温度を変化させる事が可能になりました。自宅のリビングでくつろぐのに最適なオレンジのムーディーな色から事務所や学校で使われているようなキビキビとした白色まで自在にコントロールする事が出来ます。さらに、電子的制御でコントロールするため、オレンジと白色の微妙な中間色を好みで再現する事が可能になりました。

従来の蛍光灯では、同じデザインの照明器具でもランプの色によってオレンジ色の電球色タイプと白色タイプの白色タイプに分かれていました。今はまだ高機能機種にしかこの調光機能は搭載されていませんが、近い将来にほぼすべての器具にこの機能が搭載されるでしょう。なぜかといえば、光の色を統一する事で在庫数やスペースを圧縮する事が出来るのでメーカーにとっても大きなメリットがあるからです。

照明器具はショールームで点灯した状態を見学したとしても、自宅に設置してみないとなかなか部屋にその光の質が合っているかどうか判断し難いものです。その点、この調光・調色機能を搭載した照明器具であれば、少なくともそうした失敗を犯す可能性は少なくなります。てるくにでんきでは、特に12畳クラスの調光・調色機能を搭載したベーシックで飽きの来ないデザインのシーリングライトが人気です。

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商品番号:LSEB1000C
メーカー:パナソニック
商品名:EVERLEDS エバーレッズ シンプルデザイン LEDシーリングライト [リモコン付属][LED][~12畳]

税込定価:56,160円→税込販売価格:20,363円  割引率63%
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