照明に+1視点! 社長ブログ

カテゴリー:照明器具の記事一覧

自宅のダウンライトを照射方向を自由に変えることの出来る温白色のユニバーサルLEDダウンライトに交換して、廊下に飾った愛犬の絵画を温かみのある光で演出しました

2021年03月05日

前回に引き続き自宅のダウンライトの交換工事について書きます。

1枚目の写真がダウンライトを交換する前のものです。
ランプは昼白色の蛍光灯で、自宅の廊下にしては少し寒々しい印象を与えます。

2前目の写真がダウンライトを交換したものです。
温かみのある温白色(おんぱくしょく)で、照射方向を調節できるユニバーサルタイプのLEDダウンライトです。
以前のものと違い、愛犬の絵画に温かみのある温白色光が優しく注がれる演出が可能になりました。

下は既存のダウンライトを取り外した時の写真です。
天井のクロスとダウンライトの間にコーキングした施工をしているため、まず外す前にカッターで切れ目を付けている作業が必要になります。この作業を行わないと、最悪の場合ダウンライトの周りのクロスが破れてしまいます。なのでこの作業は慎重にやる必要があります。

作業は万が一の事を考えて廊下の照明器具が接続されているブレーカーを落として行います。手元が暗いので助手(妻)にLEDの懐中電灯で手元を照らしてもらって作業を行いました。

ダウンライトを交換しました。
既存のダウンライトの跡がクロスに少し残りましたので、この後はコーキング作業が必要になります。
今回はコーキングがなかったので後日作業することになりました。

下の写真のようにユニバーサルタイプのLEDダウンライトは好みに合わせて照射方向を自由に調整することが可能です。今回は廊下に飾った愛犬の絵画を照らすように調整しました。

このLEDユニバーサルダウンライトはパナソニックのサイトに掲載されています。LGD1422LLE1

ダウンライトの交換をお考えの方はご相談ください。

自宅の廊下のダウンライトを温白色(おんぱくしょく)で人感センサー機能連動タイプのLEDダウンライトに交換しました

2021年03月04日

以前から、廊下のダウンライトのランプが昼光色で寒々しいので交換して欲しいと妻より言われておりました。が、自宅の事となると後回しにしてしまうもの。ついつい長引いてしまいましたが、意を決してランプ交換ではなく器具事交換する事にしました。

廊下に2灯ダウンライトが設置されているのですが、廊下の中央部のダウンライトを人感センサー付のものにして、なおかつリビング側のダウンライトには、人感センサーが感知すると2灯ともに点灯するものにしました。

器具はオーデリックの・・・

OD261942R(人感センサー付)
OD261907R

この2灯です。
こう配置することで、左側の寝室から出入りするときや、右側のトイレから出入りするときに絶妙な位置で2灯が廊下をすべて照らしてくれるようになりました。

夜、廊下に出てトイレに行く時など、自動で点灯して消灯してくれるのでとても使い勝手の良い廊下になりました。さらにこだわったのはランプの色です。

最初はムードがあり温かみのある電球色にする事を考えたのですが、それでは少々薄暗く感じてしまうので、今回は電球色より色温度が高い温白色にしました。

この温朴色は電球色と昼白色の中間の色温度です。

昼白色よりは温かみのある光色で、電球色よりは少しだけ白色がかった色です。この光色にして大成功でした。はっきりと視認できつつ、温かみのある光色が両立してとても快適になりました。

色温度についてはこちらのコラムで書いてありますのでご参照ください。

ダウンライトの交換をお考えの方はご相談ください。

明るさの単位になるワット(相当)とルーメンってなんだろう

2020年12月18日

LEDが無い頃はランプの明るさの単位はW(ワット)で表していた

W(ワット)とは慣れ親しんだ明るさを表す単位です。

皆さんも、W(ワット)で表せば大体の明るさは想像出来ると思います。

電球は20W、40W、60W、100Wあたりが一般的です。

一番多く使われているのは60Wではないかと思います。

大体、トイレの明かりが60Wが多いですね。

あと、玄関ホールなんかは明るめの100Wが使われる事が多いと思います。

だいたいW(ワット)で表せば明るさを想像できますよね。

ただし、厳密にいうとW(ワット)とは、消費電力を示す単位のことで明るさの単位ではないんです。

60Wの消費電力を使う白熱灯はこれくらいのあかるさ。

100Wの消費電力を使う白熱灯はこれくらいのあかるさ。

こんなイメージで一般の方々へは明るさを表す数値として使われていました。

LEDランプは消費電力が小さいのでW(ワット)では明るさを表現できなくなってきた

白熱電球では重宝していたW(ワット)ですが、LEDランプはご存じの通り消費電力が極端に小さくなりました。

LEDランプは省エネなのでW(ワット)が小さいのは当たり前ですよね。

そこで、LEDランプの明るさの単位としてW(ワット)に代わりlm(ルーメン)が使われるようになりました。

lm(ルーメン)とW(ワット)を比べてみました

ここでは実際にW(ワット)とlm(ルーメン)を比べてみました。

白熱電球の場合で比較

白熱電球 20W → 約170lm以上

白熱電球 30W → 約325lm以上

白熱電球 40W → 約485lm以上

白熱電球 50W → 約640lm以上

白熱電球 60W → 約810lm以上

白熱電球 80W → 約1160lm以上

白熱電球100W → 約1520lm以上

これからはlm(ルーメン)で明るさをイメージしましょう

これからは益々LEDが主流になってきます。
最初は違和感があるかもしれませんが、これからはlm(ルーメン)で明るさを覚えましょう。

パナソニックのサイトを参照

色温度ってなんだろう

2020年12月14日

照明器具を選ぶ際に「色温度」と言う言葉を聞いたことがあると思います。

「色に温度があるの?」

と不思議に思うかもしれません。

この色温度とは簡単に言うと光の色を表す数値で「K」ケルビンという単位で表します。


パナソニックのサイトを参照

2500Kは暗めの電球色(でんきゅうしょく)

2700Kは明るめの電球色。

3000Kは温白色(おんぱくしょく)

5000Kは昼白色(ちゅうはくしょく)

6200Kは昼光色(ちゅうこうしょく)

となります。

色温度はお部屋や用途によって使い分ける事が肝心です。

例えば…

2500Kの暗めの電球色なら、飲食店(特にバーなど)などムードを重視する場所におススメです。

2700Kの明るめの電球色なら、一般住宅のダイニングやリビングルームなどくつろぎ空間におススメです。

3000Kの温白色なら、病院の待合室やショールームなどリラックスできる空間におススメです。

5000Kの昼白色なら、読書など作業をする空間におススメです。

6200Kの昼光色なら、オフィスなど集中して働く空間におススメです。

ランプを選ぶ際のポイント

ランプのパッケージには必ず色温度が明記されています。

この色温度をしっかりチェックして、ご自身の好みの明かりの色を選んでください。

竿縁天井(さおぶち)天井ってなんだろう?

2020年12月01日

先日、築40年の建物で室内をフルリニューアル(リフォーム)したお部屋に照明器具設置のご依頼を頂きました。
これくらいの築年数のお部屋になると既存の隠蔽配線は経年劣化しているため、照明器具、コンセント、火災報知器などは新たに露出で配線しなおすのがほとんどです。

今回もやはり露出配線になっておりました。

このよう露出カバーの上に配線器具が設置されている状況を竿縁天井(さおぶちてんじょう)と呼びます。一般的には和室に多いのですが、リフォームをした際にこのような天井に仕上げたと思われます。

このような状態のダイニングキッチンに照明器具をお選びしたのですが、今回はオーデリックのペンダントライト(OP807372LD1)にいたしました。

竿縁天井でも一般的なシーリングライトを設置する事は可能なのですが、今回は照明器具を設置する電源と火災報知器が近いため、吊り下げ型のペンダントライトしか選択の余地はありませんでした。

ただし、ダイニングキッチンに設置するため、テーブルの中央に設置する事はあまりおススメできません。出来るだけ、ダイニングキッチンの中央に設置した方がお部屋を全体的に明るくする事が出来ます。

ここで問題なのはペンダントが吊り下げ式の為、お部屋のなかで移動(動線)する際に器具が頭に当たるかもしれない事です。

そこで今回お選びした器具は天井面に(今回は竿縁面)接する筒状のフランジにコード巻き付けて設置する事が可能な照明器具をお選びしました。このようにコードを巻き付けて収納することで、器具の下部から床まで180cmの高さを確保することが出来ました。

O様は身長160cm前後でしたので、これで照明器具が頭に当たることはなくなりました。ペンダントライトを少しでも高く吊るしたい場合には、コード収納形のペンダントライトをお選び頂くことをお勧めいたします。