それでもボクはやってない!?
を観てきました。周防監督は私の好きな監督です。久しぶりの新作で楽しみにしていたので早々と行ってきました。今回は今までの映画と異なりコメディな部分もなく、どちらかというと裁判の進行を淡々と描いていくドキュメンタリーに近い雰囲気。3年間も取材をしただけあって、内容はおそらく(実際は知らないので)かなり忠実に近いのだと思います。それだけで迫力のある映画でした。題材は痴漢冤罪。たぶん男性のほとんどがこの映画を見ると満員電車に乗るのが怖くなることでしょう。ただ、友人・知人に聞くとほとんどが痴漢被害にあったことがあるので、そういう行為をしている人はほんの一握りにすぎないのにかかわらず、関係ない人も疑われてしまう現状が残念ながらあるのだと思います。かくいう私は1回(すくなっ!?)うら若き乙女の頃でございました。あと、道端で、ハイエースみたいのに追いかけられたのが1回(ってこれは痴漢って言わないの?拉致?)
まあ、そんなことはいいとして、日本の裁判制度に本当にがっかり....というか絶望に近い気持ちにさせられます。とにかく訴訟が多すぎて人手不足っていうのが根底にあるみたいなんですけどね。それゆえに、とりあえず罪を認めてしまったほうが結果的に楽になる....。でも頭ではわかっていても、何か心のどこかが、ざわざわしてしまう....。手をギュッと握っていても、なにかがスルスルと指の間からこぼれ落ちるような感覚になってしまう。 複雑な気持ちです。
今の日本では電車内で女性に痴漢と呼ばれて手を捕まれたら・・・男性はお終いです。と言う事で、私はもーし捕まってしまったら、たとえやっていなくても「やってしまいました」と自白するだろうと思います・・・その方が楽だと思わせる映画でした・・・マジで怖いですぜ~ひょぇぇぇl



