てるくにでんき ご質問ブログ

スポットライトは何台つけたらいいのか?

2015年02月23日

sitsumon_170_100 今、新しく引っ越す6畳のお部屋に、スポットライトをつけたいのですが、何台つけたらいいのかがわかりません。シーリングライトなどはカタログに畳数で目安が書いてあるのでわかりやすいですが、スポットライトは書いていません。何台つけたらいいのかを教えてください。

kotae_170_100 スポットライトは「間接照明」ですので、何台という決まりがありません。むしろ、目安を作ってしまうほうが、設置したあとが不便になったりします。

と、いうのは、スポットライトは間接照明と書きましたが、部屋全体を明るくするという目的ではなく、一部分を強調させたいために作られたのがスポットライトだからです。

元々は店舗に多く使われていた器具で、商品を照らして強調させたり、BARなどの暗めの設定の店舗で、テーブルだけを中心に明るくしたい時に使ったりと、スポット=局部的に使うことが本来の目的です。

ただ、昨今デザイン的にクールなスポットライトは、現在の建築デザインと相性がよくシーリングライトなどは用いずに、スポットライトやダウンライトなどの間接光だけで照明設計をするケースが増えてきました。

ただ局部的に明るくするため、光の広がりは少ないものの光は強いので、直接光源(ランプ)が目に入るとまぶしく不快です。

そのため、家具のレイアウトなどを無視して、部屋の広さ分の明るさをスポットだけでとろうとすると、まぶしさ感だけがアップしてしまい、非常に生活しずらい空間となってしまいます。

注意する点は、リビング、寝室など横になった時にもろにスポットがあたる位置にしない。

入り口から部屋に入ったとたんに、スポットがあたらないようにする。

一番効果的な使い方は、壁を照射することです。

特に白いクロスは反射率が高く、本来の明るさにプラス反射光となり、「明るさ感」がアップします。同じ器具でも、壁にあてた時とあてない時の明るさ感はかなり違います。

今から設置する箇所が、注意点に重なっていないか?壁にあてられるように設置できるかどうか?

それらを踏まえて、スポットライトの数は決定していくといいでしょう。

そして足りない部分は、スポットではなく、同じ間接照明であるスタンドを併用するのが、とても相性がよくおすすめです。

 

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